切抜

「んー。恥ずかしいけど もっかい言うね めちゃんこ愛してるので、ので。
僕だけ見ててくださいです、
信用なんてされてないかもだけど 待っててくれたら飛んでくし
これでもゆーりのこと優先してるつもりだからね?ね。」

どうしてこの男は何をしても私の事を煩わしく思わないのだろう
嫌味をぶつけて、お友達との約束も壊そうとしたのに
僕だけ見てて、なんて。
ずっと見てるから常に騒々しい心内だというのに
ずっと見てるから離れてくの嫌なのに
ずっと見てるから友達と遊んで欲しくないのに
ずっと見てるから仕事なんか行かないで欲しいのに
周辺から、社会から、世界から刃が私に向いている
そんなワガママまかり通らない
そんな鬼気迫って突きつけてこなくてもいいのに
私は生きるのに向いていない存在
そんなの昔々のそのまた昔はるか昔のまた昔っから知ってるわ
本当に誰も周りにいなくなったら
ちぃも、家族も、きょうだいも、しのぶも。
あっという間に死んでやるからもう少し待ってろ

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