単純

私の部屋が私の部屋じゃないようだ、そんな夜だ

午後、着信音で目が覚めた
また小学生の頃の夢を見ていたから救われた
彼に贈った小説は本当の嘘、小学生の頃の悪夢を頻繁に見るのは嘘みたいな本当の事
久しぶりの肉声、やっぱり落ち着く肉声、大好きすぎて実はうとうとしてるから、いつも内容はほとんど忘れてしまう、それが彼を悲しませてる事も知ってるのに、それでも彼と話がしたい、声が聞きたい、笑いたい、好きって言われたいし言いたい、遠い私にとっての不定期の贅沢だ
こんな事は面と向かっては絶対言いたくないから、やっぱりここに捨てに来るけど。
仕事の時間を増やしている事を知った、道理で前より疲れてると言う回数が増えている
住む場所を決めるならそれなりの額を用意しないとと言っていたが、もう一つ気にかかった発言があった
「何時間働いて7千円でしょ?そしたらディズニー余裕じゃん?そりゃもう頑張るよね」
前言ってたことと違う。私が貯金崩せばディズニーギリギリ行けると言ったことがあった。
彼は「私がキツいなら無理してディズニーは良くない、また機会があったらでいい、その分あんまりお金を使わないで思い出を沢山作ろう」と
それに私は反論してしまった。多分それが悪かった。私は「だって前からディズニーの話してたし、今年シー15周年だし…」と駄々を捏ねてしまったのだ
それから、彼の忙しさが増した気がする。彼の体調が心配で仕方ない。
きっと、私のせいだ
彼ばかり頑張ってるのに、私は何にもしてないことに対して尋ねたら彼は少し口ごもった
ああ、やっぱり皆そういう風に思っている
ただダラダラと過ごしている息をするゴミ
実際働いても、ちょっとの叱咤で関所のカードだけ持って裸足で職場を逃げ出したり、居酒屋で「君がいなくても回せるから」とたった数日でクビになり、コンビニではおばさんに嫌味を浴びせられ後日の朝リスカしてそのまま店に電話して辞めたり、唯一完遂できたのは郵便局の短期バイトだけ
理由を説明することは出来る、でもそれは他人の耳にはただの言い訳、病気を盾にしてるだけのただの社会不適合者なゴミクズにしか聞こえない
私の将来って何、生保?ホームレス?売れない嬢?お嫁さん?夢のまた夢。
私はただ普通が欲しいだけなのに
皆どこか白い目で見てる
外に出れば死ねの雨が土砂降りだ

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