焦燥

会えるまで一週間を切っている
あと144時間、正確にはもっと少ない
会えるのは本当に心の底から嬉しい、幸せだと思っている
それと同時に、どこか緊張と焦りが日毎増していく自分が分かる
三ヶ月ぶりっていうのはやっぱり個人的にはとても久しぶりに感じるし、私達は特別頻繁に連絡を取り合うようなタイプのカップルではないから、まあそれは向こうの性格の所為だけど、だから余計に「久しぶり感」が増幅する。毎日のように連絡を取っていたらこんなに緊張しないんだろうけど、それはそれで嫌だ。毎日頻繁に連絡を取り合う関係を継続しているとふと連絡が途絶えた時にとんでもなく発狂する前科があるから。暇隙あらばメールの嵐、声が出せればすぐ着信、帰ってきたらずっとスカイプ、そのまま寝て、起きたら行ってらっしゃい。そしてまたメール、電話…のループループ。今思えば共依存的で気味が悪い。こんな記憶燃えてしまえばいいのに
どんな格好で、どんな化粧で、どんな表情で、どんな気持ちで会えばいいかよく分からない
喧嘩の一件で怒らせた罪悪感もあって、会わせる顔がないと言えばない。だからといって会いたくないなんて言えないしそもそも思わないけど
前に会った時より、ずっと痩せたりしているのに、前に会う時より、ずっと自信がないし焦りが激しいし後ろめたい
きっといざ会ってしまえばこんな真っ黒な澱は綺麗さっぱり吹き飛んでいってリア充満喫してくるんだろうけど
先の私の事じゃなくて、私は今の私のことを考えているんだ
何度も会っているのに、とても私の事を知っている人なのに、私の事を好きな人なのに、初めての人と会う時とほぼ似たような緊張が収まらない
だからこそ、早く会いたい気持ちも急いている、安心したいし、安心させたい、向こうの気持ちはよく分からないけど
来たら、会ったら、私の出来る限りの力で楽しませてあげたい
楽しかったって、幸せだったって思ってくれたら、ついでに帰りたくないなんて思わせられる程帰りを惜しませられたら上出来だ
まだ来てすらいないのに、帰って欲しくないってもう思ってる私がいるなんて絶対言ってやらんけど。気持ちを伝えるのは苦手だ。
あまり想いを伝えなさすぎても、気持ちの齟齬が生じるから良くないのも分かりつつ、分かりつつ。

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