接近

今日は、8。今日くらい、声が聞きたかった。
まだ昼間だけれどきっと機会はないだろう
熱を出していたらしい、会う時には体温計とロキソニンを常備しておこうと思う
空港に着くのは夕方だから、会えるのは夜ぐらいとのこと、そういう大雑把な表現じゃなくて明確な時刻を知りたいのに、何度言っても伝わらない、曖昧で不明瞭な返答しか返ってこない。暖簾に腕押し糠に釘状態。不毛な一人相撲。
それでも私は飽きないめげない懲りないから、お互い別ベクトルで愚かだなぁと思う、向こうの場合種という芯こそあれど吹けば飛ぶような綿毛のような性格と愚直過ぎる恐怖の一途誠実愛情表現マン、私は鈍間で臆病で弱くてすぐ閉じこもる限られた環境下でしか生きられない愚鈍な蝸牛、親友や恋人という名の殻を奪われたり壊されたりしたら死に繋がるちっぽけな存在、でも確かで絶対的な愛を内臓いっぱいに詰め込んで日々を腹足歩行している
あと、80時間くらい。夜だとするともう半日強くらいプラスか
開幕一言、何を言われるんだろう。名前を呼ばれる?久しぶり?疲れた?怒られる?ぶっとんで「03030202040110040803」とか?まあまずないだろうけど
なんとなく某数字化したけど簡単すぎるかな、某SFC式の方が分からないかな、どうでもいいか
会いたいね、会いたいね、でもどこかやっぱりビクついてる私がいるね
おねしょをして親に報告する時のような、しょうがないねって優しくされるか何やってるんだって怒られるかの究極の二択の反応に身構えるみたいな、そんな感じ

どうでもいいんだけど
時折アクセスカウンターが回ってるようですが
新着記事や検索から辿り着いただけの赤の他人はこんな所そっ閉じするのが最善ですよ
何らかの手段で来ちゃった知り合いなんかも、こんな人間になっちゃったんでそっ閉じするのが最善ですよ

定着

何もせずただベッドでぼんやりするのが一番気持ちが落ち着く
喋らず、食べず、飲まず、じっと
ダメなパターンの入り口にいる自覚はある
でも今入ってしまうと、会う日までに出られない
だってもう少しなのに我慢がきかないんだ
文字でも写真でも音声でも映像でも、どの記録でもなくて、
本物に会いたいんだ
健忘時の馬鹿な私の行為のせいでシラフの私がとっても不安定になっちゃったから
早く会って、ちゃんと私が私なことと私が一番なことを教え直して欲しいんだ
沢山働き詰めてこんな長距離で会いに来てくれる時点で答えは自然と出ているけど
それでも本人の口から発せられた肉声でしか安心出来ないんだ
あと100時間と数時間
もう少しだけだから拗ねずにキレずに元気で明るい私として接してあげなければ
だって明日は8なんだから

焦燥

会えるまで一週間を切っている
あと144時間、正確にはもっと少ない
会えるのは本当に心の底から嬉しい、幸せだと思っている
それと同時に、どこか緊張と焦りが日毎増していく自分が分かる
三ヶ月ぶりっていうのはやっぱり個人的にはとても久しぶりに感じるし、私達は特別頻繁に連絡を取り合うようなタイプのカップルではないから、まあそれは向こうの性格の所為だけど、だから余計に「久しぶり感」が増幅する。毎日のように連絡を取っていたらこんなに緊張しないんだろうけど、それはそれで嫌だ。毎日頻繁に連絡を取り合う関係を継続しているとふと連絡が途絶えた時にとんでもなく発狂する前科があるから。暇隙あらばメールの嵐、声が出せればすぐ着信、帰ってきたらずっとスカイプ、そのまま寝て、起きたら行ってらっしゃい。そしてまたメール、電話…のループループ。今思えば共依存的で気味が悪い。こんな記憶燃えてしまえばいいのに
どんな格好で、どんな化粧で、どんな表情で、どんな気持ちで会えばいいかよく分からない
喧嘩の一件で怒らせた罪悪感もあって、会わせる顔がないと言えばない。だからといって会いたくないなんて言えないしそもそも思わないけど
前に会った時より、ずっと痩せたりしているのに、前に会う時より、ずっと自信がないし焦りが激しいし後ろめたい
きっといざ会ってしまえばこんな真っ黒な澱は綺麗さっぱり吹き飛んでいってリア充満喫してくるんだろうけど
先の私の事じゃなくて、私は今の私のことを考えているんだ
何度も会っているのに、とても私の事を知っている人なのに、私の事を好きな人なのに、初めての人と会う時とほぼ似たような緊張が収まらない
だからこそ、早く会いたい気持ちも急いている、安心したいし、安心させたい、向こうの気持ちはよく分からないけど
来たら、会ったら、私の出来る限りの力で楽しませてあげたい
楽しかったって、幸せだったって思ってくれたら、ついでに帰りたくないなんて思わせられる程帰りを惜しませられたら上出来だ
まだ来てすらいないのに、帰って欲しくないってもう思ってる私がいるなんて絶対言ってやらんけど。気持ちを伝えるのは苦手だ。
あまり想いを伝えなさすぎても、気持ちの齟齬が生じるから良くないのも分かりつつ、分かりつつ。

容器

今日の容器はヒビも入っていないし
底も抜け落ちていなかった
だからこそ、幸福は漏れずにひたすら溜まった

朝の日課があまりの寝不足で出遅れた
急いで送ったら即既読がついて超ビックリした
彼の言い分はこうだ、
「今日は私からライン来ないのかなぁと思って眺めてたら丁度来たやつ!」
いや女子か。しかもその待ち構えてた感じ若干メンヘラ臭くて私の悪影響受けてないか心配なレベル
でも、正直物凄く嬉しかった
私はもう手遅れゴミメンヘラだから待ち構えてというかひたすら何回も何回も会話を読み返してほっこりする為だけにトーク画面をひたすら眺めてることはあるけど、いやこれも十分気持ち悪いけど
私の勝手な身勝手な日課、口先だけじゃなくて本当に嬉しく思ってくれてたんだ、今日は来ないのかななんてトーク画面を眺めて考えてくれる程。
嬉しいし、安心したし、可愛くて仕方ない
ボーナスステージのような1日だった
ドンキーコングの小技で残機99まで増やせた時バリのメンタル回復、やばい
明日からも頑張れる気がする
眠りについて、黒猫に起こされて目覚めたらまた容器はヒビ割れているのだろうけど
色んなものが漏水していく日々がまた繰り返されていくのだろうけど
それでもこの冗談みたいな距離で、連絡の頻度で、寝ても覚めても四六時中頭のてっぺんから爪先まで焦がれていられるのは、まるで誰かに魔法をかけられているみたいな純直さは満足感と同時に不安を孕んでいる
ある日突然他人のようにお互い関心がなくなっていたり
「なーんてね」
きっとそしたら絶望しか待っていないだろう
「ぱちん。先生は聞いたことある?大切なものが、消えちゃう音」

引用「告白」少年Aの台詞

単純

私の部屋が私の部屋じゃないようだ、そんな夜だ

午後、着信音で目が覚めた
また小学生の頃の夢を見ていたから救われた
彼に贈った小説は本当の嘘、小学生の頃の悪夢を頻繁に見るのは嘘みたいな本当の事
久しぶりの肉声、やっぱり落ち着く肉声、大好きすぎて実はうとうとしてるから、いつも内容はほとんど忘れてしまう、それが彼を悲しませてる事も知ってるのに、それでも彼と話がしたい、声が聞きたい、笑いたい、好きって言われたいし言いたい、遠い私にとっての不定期の贅沢だ
こんな事は面と向かっては絶対言いたくないから、やっぱりここに捨てに来るけど。
仕事の時間を増やしている事を知った、道理で前より疲れてると言う回数が増えている
住む場所を決めるならそれなりの額を用意しないとと言っていたが、もう一つ気にかかった発言があった
「何時間働いて7千円でしょ?そしたらディズニー余裕じゃん?そりゃもう頑張るよね」
前言ってたことと違う。私が貯金崩せばディズニーギリギリ行けると言ったことがあった。
彼は「私がキツいなら無理してディズニーは良くない、また機会があったらでいい、その分あんまりお金を使わないで思い出を沢山作ろう」と
それに私は反論してしまった。多分それが悪かった。私は「だって前からディズニーの話してたし、今年シー15周年だし…」と駄々を捏ねてしまったのだ
それから、彼の忙しさが増した気がする。彼の体調が心配で仕方ない。
きっと、私のせいだ
彼ばかり頑張ってるのに、私は何にもしてないことに対して尋ねたら彼は少し口ごもった
ああ、やっぱり皆そういう風に思っている
ただダラダラと過ごしている息をするゴミ
実際働いても、ちょっとの叱咤で関所のカードだけ持って裸足で職場を逃げ出したり、居酒屋で「君がいなくても回せるから」とたった数日でクビになり、コンビニではおばさんに嫌味を浴びせられ後日の朝リスカしてそのまま店に電話して辞めたり、唯一完遂できたのは郵便局の短期バイトだけ
理由を説明することは出来る、でもそれは他人の耳にはただの言い訳、病気を盾にしてるだけのただの社会不適合者なゴミクズにしか聞こえない
私の将来って何、生保?ホームレス?売れない嬢?お嫁さん?夢のまた夢。
私はただ普通が欲しいだけなのに
皆どこか白い目で見てる
外に出れば死ねの雨が土砂降りだ

腹痛

ストレスがついに日課にまで影響して朝、最低限の一言しか送れなかった、変換もできなかった
早いうちに既読がついてしまった事に後悔した、やっぱりちゃんと書けば良かったって
そのままぼんやり横になって過ごして、そのまま寝たり起きたりを繰り返しているうちに久しぶりに返事が来てた
礼、甘い言葉、疲れの報告。
通知画面に収まりきるその短い一文に返す言葉が何にも思い浮かばなかった。
凄く頑張っていて、凄く疲れているのに、その上で私の不安定さに気付いて気遣う労力は?
私は彼の前では元気でいなきゃいけないことに今更気付いた
私がおかしくなる事に比例して向こうの疲れも溜まっていくんだ
だから元気な振りをしてまた元気に挨拶して、お疲れ様ってして、労って、私は元気だよーってすれば少しは向こうの疲れもマシになるんじゃないかって、相手がなにをどう思って考えてるかなんて分からないのに計画して
空回りでも私の日陰に引きずり込むわけにはいかないから、頑張らないといけない
それが今私に出来る唯一の努力だ
辛くなったり疲れたりしたらここに書けばいい、今更ここに来る知り合いはほぼいないだろうから
そして彼氏も恐らくここに自力で辿り着くことはまずありえない、ちぃのフルネームを検索でもされない限り
Alfooが有料制になった今つなビィくらいしか使えない、まあAlfooが使えなくなった上に見れなくなったから、最悪の最悪ここが見付かってもAlfooが見られないならギリギリセーフ
かなぁ?アウトかな?
きっと今日あの返事が来なかったら、私は今日我慢出来ずにまた、今度はバレない場所を自傷していたと思う
そのくらいぐらぐらしていた、そのくらい自分のことしか考えてなかった
あーあーあー、首やってみたかったのになあ
早く明日に明後日に明々後日に弥明後日に25日になれ
それまで私は明るく元気でちゃんと労ってあげれる素敵な人間
本物は顔を出すその都度ここに捨てに来ればいい

放心

昨晩、ちゃんと睡眠薬飲んだのに、もっと言えばそれぞれの限界量飲んだのに一睡も出来なかった
真夜中に付き合いの長い友人に電話をかけた、出てくれた、しばらく話した
会話が続くうちにどんどんダウナーになり、死にたい連呼して自分が死ぬ事による周囲の人間へのメリットなどを説明してたら不自然に寝ることを告げられ通話を切られた
今までなら何言ったって受け止めてくれてたのに、私がぎゃんぎゃん泣きながら愚痴って勝手に寝落ちしても文句一つ言わないような奴だったのに
こいつももう駄目なのかもな、と思った
きっと人には期限がある
そんなのないけど。私が使い捨て扱いしてるクズなだけだけど、でもそう考えないとやってられない

起きて体重を測ったらダイエット始めてから10キロ以上落ちていた、いやそれでもまだ太ってるけど
でも嬉しくなかった、おかしかったからだ
最初は頑張ってたから数字が減っていくことや体型の変化に喜んでたけど
最近は運動もしてないし毎日インスタントやレトルトばかりの食事とジュースの水分補給、痩せる筈がない、それでも毎日少しずつ、時折思いっきり右肩下がり、その上今は生理前だから更に痩せにくい筈
絶対綺麗な痩せ方してないだろって思って鏡を見た
死んだ目、深いクマ、こけた頬、肌荒れ、異常な深爪でなお掻きむしって所々赤くなった顔
完全にアレな見た目になっていた
え、これ彼氏来るまでに治るのって真っ先に思った
もしこのまま会ったら「そんなになってまで痩せなくていい」って絶対に言われる、まだ豚なのに
それでもどうしたらいいか分からなくて戸惑っている
食べてるのに痩せるって何、確かに食べてても痩せたらいいのにって思ったことはあるけど、こんな結果だなんて知らなかったしこんなだったら望んでなかった
私は今本当に生きているのか???

疲弊

要らない悪癖と性癖に気付いてしまった今日
真新しい自傷痕から来る体温の上下による傷色の変化にアニメキャラの設定カラーを当てはめて喜んでしまった今日
水を汲む前、洗い場のお箸とスプーンとマグカップ、そして包丁に一番に目が行った今日
何の理由もなく腹部を刺してみたい衝動に駆られた今日
謎の涙が出てきて、その後にやっと警察沙汰や入院沙汰になること、そして絶対に彼氏に会えなくなることに気付いた今日
きっと疲れているから、さよなら今日

激痛

ふと、物理的な痛みが欲しいと思った
痛いの嫌だ嫌だって言ってきたのに、急に込み上げてきた
嫌な筈ないのはこの10年にも及ぶ自傷で証明されているのに
痛みが欲しい
涙がぼろぼろ出てくるほど今痛みを欲している

混濁

現状を幸せと呼ばずしてなんと呼ぶのか
きっと一般的な価値観やカーストでは私達は割と低い所に位置しているのは周囲に指摘される前から知っている、
でもその立ち位置を私達は受け入れて日々を過ごすしか今の所道は存在しない
遠距離、不定期連絡、お互い一生モノの持病持ち、お互い金銭的な余裕もない
それでも今時成人済みで好きの感情だけで関係が続いてるのは珍しいし馬鹿みたいに一途同士だし、同時にとても不安定な関係だ
そもそも私と書いてクソ地雷メンヘラな女に告白して付き合ってベタ惚れとか怖い、怖すぎる、嫌な予感しかしない
経験的にもう半年くらいしたら飽きられて振られてる未来がうっすら見えている
きっと私は簡単に付き合えそうでヤれそうな程度の見た目とおつむをしているんだろう
そしていざ付き合ってみれば、蓋を開けてみれば超短気嫉妬依存体質メンヘラお化け。
皆引いていく、皆遠ざかっていく、皆嫌いになっていく
どう足掻いても直せないからもう諦めているし杉並のクソ元彼でしばらく彼氏なんかいるかクソがって思ってたのに、寂しさと理想のような男には勝てなくて、また人と交際をするなんて思ってもいなくて
どうしようもなく好きだし、今の所とっても好かれているけれど、
どうしようもなく嫌われる気がしてならない
大好きだし幸福なのに、硬貨の数字の面を裏返せば模様が当たり前に描かれているように、ちょっとしたはずみで幸福が裏返ってしまえば一気に不幸が顔を出すのだ
もう何回何人硬貨が不幸になったかなんて数えるのも面倒臭いほど味わった
だから希望をあまり抱いてない、というか持てない
ちゃんと恋愛感情はある、でも不安を捨てられない
何をしたら、何のはずみで振られるかの心配ばかりの日々だ
取りあえずリスカで振られなかったのは凄いし、薬物で振られなかったのも凄いし、本当に一部の人間しか知らない私の一生の罪を受け止めてくれただけではなく心配までしてくれたのも凄い
だからこそ気が緩みそうになる、振られるラインがぼやけている、いつ踏み越えるか分からない
そんな自分自身のリスクと彼氏への愛情を両手で支えながら恋愛って平均台の上で息をしている

なんつって
おそ松さん見よ